You've got mail #14
「故郷」からの手紙
2015年3月27日(金) 開演 午後7時
2015年3月28日(土) 開演 午後1時/午後6時
北区滝野川会館・大ホール

<演奏曲目>
第一幕
・ 花は咲く
・ 走れ 超特急
・ 明日へのマーチ
・ この道
・ 案山子
・ 若者たち
第二幕
・ この星のどこかで
・ だからみんなで
・ 野バラ
・ 聖この夜
・ もろびとこぞりて
・ クリスマスソング
・ メリー ウィドウ ワルツ
・ 明日は咲こう花咲こう
・ 感謝
・ 仰げば尊し
・ 明日があるさ
<稽古場風景>
稽古場風景1 「明日があるさ」
<演出・脚本 福原正美>
生まれ故郷を題材にした物語は、古今東西、たくさんあります。
今回の舞台では、生まれた土地ではなく、自分が「私」と出逢った場所にこだわってみました。ボクの場合、思い巡らしてみると、それは「学校」です。音楽を好きになったのも、給食当番とかクラスにはさまざまな役割があることを学び、ある日突然、転校していなくなる子がいたり、そして、転校して新たに出逢う子、クラブ活動で担任以外の先生とのかかわり、遠足に学芸会、苦手だった運動会に修学旅行、そして、あの進学受験…学校で体験したことが、実は社会人としての自分を創っていく芯になっていたことに気がつきます…。勉強だけをする場所ではなく、人とのかかわりの中で、心の成長もしていたことに社会に出て初めて気がつきます。
ボクだけではなく「学校」は、多くの創作者たちにとって物語のモチーフに使い安かったようです。理由は「学校」には、たくさんのドラマが潜んでいるからです。
今回、ボクの後輩たちと舞台を創りました。それがうれしくて…。
時代こそ違え、同じ「学校」で学んだ者たちとチームを組んで、ひと仕事出来るのは、男としてうれしいことです。こんなことが出来るのも、舞台という共通した「世界」に、自分の夢を託しているからだと思っています…。